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2026/02/24 食肉大手コメタ、1.2億ユーロ弱の巨額投資を発表 387人の新規雇用創出へ

  • 23 時間前
  • 読了時間: 2分

ハンガリー食肉加工大手のコメタ99(Kometa 99 Zrt.)は、同国南部カポシュバールの拠点を大幅に拡張するため、総額1億1,710万ユーロ(約180億円)に上る大規模な設備投資計画を発表した。この投資により、地域で新たに387人の雇用が創出される見込みだ。

イタリア資本傘下で豚肉の屠畜および加工製品の製造を手掛ける同社は、すでに地元で1,000人を超える従業員を抱える主要企業の一つ。今回の増強により、ハンガリー食品業界におけるプレゼンスをさらに強固なものにする。

生産能力の倍増と最新鋭オートメーションの導入

今回の投資プロジェクトの中核を成すのは、「最先端の屠畜施設の建設」「自動化ソリューションの導入」だ。主な計画内容は以下の通り。

  • 生産体制の強化: 2交代制の導入と最新鋭の高機能機械の設置により、加工能力を劇的に向上させる。

  • 物流・保管機能の拡充: 新たな冷蔵貯蔵施設およびスライス・パッケージング専用エリアを増設。倉庫機能の抜本的な強化を図る。

  • 持続可能性の追求: 最新設備の導入により、生産工程におけるエネルギー効率を改善し、最高水準の食品安全性を確保する。

「ハンガリー産」を世界40カ国へ

コメタ製品は現在、イタリアを筆頭に日本、韓国、中国、カナダなど世界40カ国へ輸出されている。特筆すべきは、原材料となる豚の約8割をハンガリー国内の供給業者から調達している点だ。

同社は国内への再投資を継続的に行うことで、雇用創出だけでなく、ハンガリー食品産業全体の国際競争力とブランド価値の向上に大きく寄与している。

地域社会への貢献と「2030年」へのビジョン

また、同社は人材育成と地域振興にも注力している。

  • 教育支援: 二重職業訓練プログラム(Dual Vocational Training)を通じて10名の学生を雇用。ハンガリー投資促進庁(HIPA)のサプライヤー開発プログラムにも参画し、戦略的な人材育成を進める。

  • 健康都市の実現: 2022年より地元バスケットボールチームのタイトルスポンサーを務める同社は、「2030年までにカポシュバールをハンガリーで最も健康な街にする」という目標を掲げ、全世代への意識改革を推進している。

ハンガリー食品産業の安定成長

HIPAの統計によると、2014年から2025年にかけて、ハンガリーの食品産業では総額42億ユーロ、295件のプロジェクトが採択された。これにより、累計9,500件以上の新規雇用が創出されたほか、既存の約5万件の雇用維持にも成功しており、同国の経済安定における食品セクターの重要性が改めて浮き彫りとなっている。

(1EUR=182.57JPY)

 
 
 

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