2025/07/25 アジアからの投資のゲートウエイ
- ono497
- 7月25日
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当国は, 特に電気自動車, バッテリー製造などのハイテク産業において, 欧州への進出を目指すアジア企業にとって重要なゲートウェイとなっている。過去1年間でのアジアからの最大規模の投資は, 浙江華友(Zhejiang Huayou Cobalt Co., Ltd. 中国を拠点とする新エネルギー分野の電池材料メーカー)系の会社であり, 当国北部のアーチュに電池の正極材工場を設立, 13億ユーロの投資により900人の新規雇用を創出。BMWのデブレツェン新工場で使用されるものを含む, EV用バッテリーの材料を生産している。
アジア企業がが欧州展開に力を入れている中, 当国はEU市場全体へのアクセス, 安定したビジネス環境, 高度なインフラなどの面で理想的な国となっている。
最大の成功事例は, 中国のバッテリー大手CATLとメルセデス・ベンツとの提携で, CATLのデブレツェン新工場は, メルセデス・ベンツのCO2ニュートラル電気自動車向け次世代バッテリーセルを生産し, 同社の現地調達戦略の大きな柱となっている。
(1EUR=173.01JPY)



