2023/10/10 来年の最低賃金の引き上げについて
全国労働者評議会連盟(MOSZ)のパルコビッチ・イムレ議長(Imre Palkovics)は、MTI(国営ハンガリー通信)のインタビューで、労働組合は来年の最低賃金について熟練労働者10%、非熟練労働者15%の引き上げを提案していると発言。
賃金上昇が国内消費を押し上げ、経済成長を後押しすることに言及。 全国実業家協会(VOSZ)のラスロー・ペルルシュ(László Perlusz)書記長はMTIに対し、雇用主の殆どは今年のGDP成長率がゼロに近かった場合、平均賃金は10~15%上昇すると考えていると語り、今年第3四半期のGDPデータにより、より正確な数字が発表される可能性があると同氏は付け加えた。 ペルルシュ氏によると、雇用主と労働組合はいずれも、今年のインフレを補完する意味で、企業が低所得者に非課税10万フォリントを一回に限り支払う提案をした。 パルコビッチ氏は、熟練・非熟練に分けた二つの最低賃金制度は段階的に廃止されるべきであることに同意し、双方の最低賃金が35万~37万フォリントの水準に達する2027年頃に「統合」される可能性があると示唆した。 当国の法定月額最低賃金は、今年1月1日に非熟練労働者に対して16%引き上げられて23万2,000フォリント、熟練労働者に対しては14%引き上げられて29万6,400フォリント。
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